伊東を掘りおこそう!

歴史

日蓮信仰・法華経

相模灘から上る朝日を望む俎岩に建つ日蓮像

日蓮宗の宗祖である日蓮聖人は、布教活動をする中で幾度も法難(宗教活動の中で受けた弾圧、迫害)に直面しました。特に大きな4つの法難は四大法難といわれ、伊東に流されたこともその1つで「伊豆法難」と呼ばれています。しかし流罪の後も布教活動に尽力し、伊東の地でも信者を増やし続けたため、伊東は日蓮の霊蹟とされています。22ページでもご紹介していますが、日蓮が伊東の地に最初に上陸した富戸や、川奈、玖須美には日蓮宗の寺社が多く存在します。精力的に宗教活動を行った日蓮ゆかりの地は数多いですが、伊東はその中でも重要な場所として、鎌倉時代から今に至るまで霊蹟をたどる人がこの地を訪れています。

蓮着寺に立つ日蓮像

俎岩の日蓮を助けた夫婦もここに眠る蓮慶寺日蓮ゆかりの枝垂れ桜が有名

日蓮が置き去りにされた俎岩に近い蓮着寺と日蓮像

伊東市役所に隣接する日蓮ゆかりの佛現寺

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