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神秘的な体験「ムーンライトカフェ」

神秘的な体験「ムーンライトカフェ」

伊東市の新しい宝物発見の試み「ムーンライトカフェ」。
夜に小室山の頂上にリフトで向かい、そこで出会う月と海の美しい世界を体験する、新しいコンテンツです。

2024年1月28日に行われたこのイベントはファムトリップの外国出身・日本在住のみなさんはじめ、伊東市内の方、観光客の方など140人が参加して開催されました。

光と音楽 月と海

普段は夜、運行されないリフトで小室山頂上に到着すると、LEDライトが作る道ができています。

日中はリッジウォークとして富士山をはじめ伊東市を囲む山並み、そして相模灘など海と空が360度広がる景勝地ですが、夜はまた違った表情を見せてくれます。

LEDライトに導かれるようにリッジウォークやデッキ、カフェ321へと進むと、音楽で環境を表現するQUIET MUSIKを奏でるアーテイスト・小島(おしま)大介さんの幻想的な音楽が人々を出迎えます。

カフェ321を中心に、ボードウォークからは伊東市の夜景、海、夜空が見られ、カフェの海側にあたるデッキではレインボーランタンが無数に灯され、揺らめいています(内部は安全のため炎ではなくLEDランプです)。

キャンドルが導く道のように光っています。
むこうに見えるのは伊東市の町の光。

小島(おしま)大介さんのアンビエントなQUIET MUSIKにじっと聴き入ってしまいます。

真っ暗な海の向こうに熱海や房総半島の灯りが見えます。

Cafe 321

イベントは1ドリンクチケット付きです。
人気メニューの地層ラテなど、アルコール以外のドリンクメニューが選べ、暖かい飲み物を手にカフェ内で会話を楽しんだり、デッキのレインボーランタンを眺めたりしながらチルな時間を過ごす参加者も多く見られました。

カフェから外の明かりを楽しむ参加者たち

レインボーランタン

レインボーランタンづくりの体験も行っている庭カフェのオーナー、久保潤二さんのご協力で、カフェ全面の海に向いたデッキに無数に並べられたレインボーランタン。
大小の美しい光が幻想的に夜の闇に浮かび上がります。
Instagramにアップしようと写真を撮ったり、ただランタンと海と空が作るグラデーションを眺めたり……。
ここでしかできない夜の過ごし方にみなさんうっとり。

カフェのテラスは絶好の写真ポイント

ジオトーク

月の出に合わせてジオガイド・西谷雅治さんによるジオトークが行われました。
河合由紀さんがナビゲーターとなり、外国のお客様向けの英語通訳を森屋千絵さんが担当します。
今ここから見える景色の解説や、星座の説明や、日本では月にうさぎが2匹いて餅をついているという話まで……。
単に美しい月を見るだけではなく、ユネスコ世界ジオパークである伊豆半島の成り立ちなども含め奥深いトークに聞き入る参加者たち。
伊東についての知識が増えたそうです。

ギリギリ登場 ムーンロード

8時を回る頃、雲の間から月が光を放ち始めました。
雲に陰影がついてなんて神秘的……! 
終了間際にはすっかり顔を出して、海の上に真っ白なムーンロードが作られていました。

幻想的なムーンロードでした

夜のリフト体験

帰りのリフトはとても素敵なサプライズ! 
きらめく伊東市街地の夜景を見ながら、ゆっくりと下るリフトからの風景は、昼間とは全く違う表情を見せてくれました。
「今度は満天の星空の下でヨガをやりたい」
「音楽イベントと組み合わせてほしい」
「山並みの稜線も見たいから、次は夕日の頃から山頂に登りたいな」
口々に話しながら帰路につく参加者の皆さん。
また一つ、新しい伊東の宝物ができたことをみんな実感したようです。

この日の様子を映像でご紹介しています。

伊東でしか味わえない浮遊感をぜひ映像で味わってみてください。

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