伊東を掘りおこそう!

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伊東はダイビング天国!

伊東のダイビングスポット

伊豆半島には海岸沿いにいくつものダイビングスポットがあります。その数およそ30か所。
そのうち「八幡野」「伊豆海洋公園(IOP)」「富戸」「川奈」「伊東」「宇佐美」と、伊東市内には6か所ものスポットがあり、全国的に見ても同一の市内にこれだけのスポットがあるのはかなり多い方だそうです。ダイビング雑誌でも必ずどこかしらとりあげられているといっても過言ではありません。

伊豆海洋公園(IOP)

中でも「伊豆海洋公園(IOP)」は、レジャーダイビングの発祥の地として全国のダイバーに有名で、多くのダイバーや著名な水中写真家を輩出してきました。

ただ単に水中生物を見るだけではなく、生態を観察して楽しむ「フィッシュウォッチング」というスタイルができたのもここからと言われています

スポットやタイミングにもよりますが、ウミガメやイルカなどの大物からダイバーに人気のウミウシ、カエルアンコウなどの小さな生きものまで、この海の生物層は素晴らしく多種多様です。

これは、複雑に入り組んだ海岸沿いの地形に加え、4000年前に大室山が噴火して流れ出した溶岩などが創りだす地形や地質が多様なことに関係しています。陸上に多くのジオサイトがあることでも知られていますが、海の中にもその影響があるのですね。

海にも四季がある!

海の中にも四季があるのはご存じでしょうか。意外と知られていないのですが、季節によって海の中の景色や生きものも変化します。

一般的に「海のレジャーは夏」と思われがちですが、伊豆のダイビングで最も人気なのは実は「秋から冬」。

「海の中の季節は2か月遅れ」とも言われていますが、秋口にはまだ水温は高く、南方からカラフルな魚たちがやってくるので海の中は華やかになります。だんだんと水温が下がって海の中にも冬が来る年明けごろには水中の透明度が増し、しんとした静けさの中で潜る海の中は夏とは全く違う気配を感じられます。

首都圏から2時間ほどの距離にこれだけのダイビングスポットがあるというのも世界的には珍しいらしいです。アフターダイブに温泉や新鮮な海の幸が味わえるのも人気の秘密。

夏に限らず、伊東の海を楽しんでみませんか。

書いた人:NPOサプライズ 高橋いづみ

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