ブログ 伊東の旅の楽しみ一つ。温泉ボッチャはいかがですか 2024.02.01 Tweet Share Pin it 伊東の新しい宝として昨年からプッシュしている温泉ボッチャ。今回、ファムトリップに参加してくださったアメリカ、台湾出身の6名の方々にも温泉ボッチャ体験していただき、伊東らしい旅のコンテンツになるかどうか、意見を伺ってみました。 簡単なのに奥深いいつの間にかみんな真剣になるスポーツ、ボッチャ ボッチャって何? という方は、こちらの動画をご覧ください。ルール説明はこちら温泉ボッチャ 遊び方説明 簡単に言うと、パラスポーツとして生まれた、子どもからお年寄り、そして障がいのある方も一緒に楽しめるスポーツです。伊東市には東京2020パラリンピックで金メダルを受賞した杉村英孝選手がおり、杉村選手の活躍によりスポーツの知名度も高くなっています。伊東市で新しい宝物としてご紹介している「温泉ボッチャ」は、かつて温泉旅につきものだった卓球のように、観光客が入浴後に気軽に楽しめるカジュアルなスポーツとしての定着を目指しています。2024年1月29日、ファムトリップのアテンドを担当した株式会社ビヨンドの2名も含め、8名でボッチャを体験してもらおう! ということになりました。場所はダンコウエンボウルの2階にあるバンケットルームです。事前にルールを説明する動画のURLをお伝えしていましたが、今一度スクリーンでみんな一緒にルール説明の動画見ました……が。「うーん……よく分からない」という声があり、ではもう実際にやってみようということになりました。 伊東市でボッチャの推進役を買って出ている利岡氏の説明に聞きいる 実際にやってみるとすぐにルールが分かります。赤のボールを6個持ったチームと、青のボール6個持ったチームで競い合います。ジャックボールという的になる白いボールがあり、このボールにできるだけ近くなるように自分のチームのボールを投げていくというのが基本のルール。ボールといっても中にプラスチックペレット(あるいは砂利など)が入っていて、ある程度の重さがあり、テニスボールやハンドボールとは転がり具合が異なります。 いざ、ボッチャ! 最初は2名1組で4チーム作り総当たり戦を行いました。最初はただジャックボールに近づけて投げることに集中しますが、投数を重ねるごとにさまざまな作戦が練られていきます。ジャックボールに近い相手チームのボールを自分のボールで弾く、ジャックボールの周囲にあるボールに当ててバウンドさせてジャックボールに近づける……など、頭脳戦も行われていきます。 もともとファムトリップ参加者は2〜3人の知り合い同士で参加された方が大半でしたが、チーム分けの際にランダムにチームを作ったので、交流のきっかけにもなっていきます。うまい投球をするとハイタッチも出て、8人全体の温度が高まっていきます。 パラスポーツとしてのボッチャを体験しよう 1回目の総当たり戦が終わり、もう1回やってみよう! となったときに参加者の一人から「パラスポーツとしてのボッチャを体験するために、次は椅子に座ってやらないか?」という提案が。娘さんがパラスポーツの選手だそうで、ボッチャもファムトリップ参加前から知っていて興味があったそうです。「それはいい!」と参加者たちも賛同し、2回目の総当たり戦は椅子に座って行うことになりました。チームは同じく2人1組、4チームでの総当たり戦。ペアの組み合わせは1回目と変更しました。座ったことで立った状態とはまた違う力加減が必要です。時には歓声を上げながら、盛り上がりつつ2回目の総当たり戦も無事終了しました。 行ってみての感想は、「もしホテルにボッチャのコートがあるだけだと、ルールが分からなくてやりにくいかもしれない」「やり始めればすぐルールは分かるので、分かってからは面白い。ホテルにコートがあって『ご自由にどうぞ』というより、ツアーの中の1メニューになっていれば楽しくできるかも」「訪日観光客の多くは東京や大阪へいくけれど、大都市ではボッチャは体験できないから、そこをアピールするのは良いかも」「歩行者天国の一部や、お祭りの中でやるイベントで人を呼び込むためのツールになるかも」「ボッチャと温泉はセットにして売り出したらいいと思う」「1泊2日の行程のツアーで、バラバラに来た観光客が参加しているツアーだと、仲良くなるまでに時間が足りないのでボッチャをして盛り上がるかどうか?」……など、多様な感想が寄せられて終了したボッチャ。工夫する点はありますが、近い将来、伊東のホテルで浴衣を着てボッチャを楽しむ訪日観光客の姿で賑わうように、これからも仕掛けを続けていこうと思います。 Tweet Share Pin it 神秘的な体験「ムーンライトカフェ」 前の記事 外国人観光客もアツく燃える!まくら投げ 次の記事